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人間生活環境学

人間の知覚・認知・行動に関する幅広い理解を出発点として、安全で使いやすく、安らぎのある、人間にとって真に望ましい生活環境のあり方を科学的に追求する。そしてこの人間尊重型の生活環境を具現化するための環境構成技術や設計手法について研究・教育し、新たな価値観の共有が差し迫った課題である21世紀の社会の要請に応える。

教員

神吉 紀世子 ( Kiyoko KANKI )

神吉 紀世子教授(工学研究科)

研究テーマ

都市・集落の形成履歴を重視しつつ、自然環境、町並み、生活・生業文化の地域性が持続的かつ柔軟に将来展開していくことのできる、空間再編のあり方を研究しています。生活環境がもつ価値や意味を再評価・情報共有しながら継承発展をめざすための人的システムや計画システム提案に、国内外の事例地と協力しながら取り組んでいます。

連絡先

桂キャンパス C2棟 4階404号室
TEL: 075-383-3430
FAX: 075-383-3430
E-mail: kanki@archi.kyoto-u.ac.jp

石田 泰一郎 ( Taiichiro ISHIDA )

石田 泰一郎准教授(工学研究科)

研究テーマ

生活環境における光や色彩に対する人の知覚特性や認知行動を科学的に探求し、それに基づいた視環境の評価モデルや設計方法に関する実証的な研究に取り組むことによって、人に相応しい生活環境のあり方を考える。

連絡先

桂キャンパス C2棟 4階403号室
TEL: 075-383-2929
FAX: 075-383-2966
E-mail: ishida@archi.kyoto-u.ac.jp

研究テーマ・開発紹介

人間の視覚認知モデルに基づいた光環境の評価と設計

人が生活環境の光を認知する機構とその心理評価の構造を理解し、人の心理や行動に適応した光環境の新しい構成方法を探求する。さらに、建築や都市の光のあり方を人の認知、行動、そして文化との関係性に基づいて考える。

( 研究例 )

  • 光環境の認識モデル
  • 空間の明るさ感評価
  • 昼光併用照明設計方法
  • 知覚される照明色の予測モデル
  • 日常環境における明るさ順応予測
  • 光環境の心理評価の構造
  • 光環境と対人行動

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図-1 光環境評価のための輝度分布測定結果の例

生活環境の色彩評価とその科学的基盤

標識や記号として活用される色彩や視覚情報は、人と生活環境とのインターフェイスとして重要な役割を担っている。本研究室では色彩情報や視覚表示に対する知覚特性を調べ、視覚情報の適正な設計法や、その国際的な基準作りに関わる研究に取り組んでいる。また、建築や都市の色彩の見え方や色彩の心理効果を導く心理過程を工学的に捉え、色彩設計支援のための実証的なモデルの構築を試みている。

( 研究例 )

  • 照度に応じた色の認識特性
  • 色彩環境における視覚探索のモデル化
  • 都市色彩景観の視覚印象と色彩構成
  • 建築色彩と照明
  • 建築色彩と色彩イメージの相互関係
  • 建築色彩の見え方と色彩工学の応用

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図-2 景観色彩の分析方法の例