ホーム / 専攻の紹介 / 研究室・教員 / 空間構造開発工学

空間構造開発工学

地震などの外乱に対して,多様化・高性能化する要求を満足する構造空間を開発・保全するために,鉄鋼材料の特性を最大限に発揮させる構造を創造し,部材とその接合システムの臨界挙動や崩壊挙動に立脚した解法および設計法を確立するための研究をおこなっています。

教員

聲高 裕治 ( Yuji KOETAKA )

聲高 裕治准教授(工学研究科)

研究テーマ

  • 鋼構造骨組の立体的挙動や超大変形領域までの地震応答予測に基づく設計法の構築
  • 環境負荷低減に対応したリユース型鋼構造床システムの開発
  • 耐震・制振構造要素の性能を保証するための設計法の構築

連絡先

桂キャンパス C2棟 3階303号室
TEL: 075-383-2947
FAX: 075-383-2947
E-mail: koetaka@archi.kyoto-u.ac.jp

高塚 康平 ( Kohei TAKATSUKA )

高塚 康平助教(工学研究科)

研究テーマ

  • 鋼構造接合部の累積変形能力の定量化
  • 長周期地震動を受ける鋼構造建物の耐震性能評価

連絡先

桂キャンパス C2棟 3階311号室
TEL: 075-383-2949
FAX: 075-383-2949
E-mail: takatsuka@archi.kyoto-u.ac.jp

研究テーマ・開発紹介

新しい鋼材や接合システムによる鋼構造建築物の耐震性能と品質を保証し向上させる技術の開発

  • 高強度の鋼材や高力ボルトを活用した新しい構造形式と接合システムの開発.
  • 高力ボルト接合主体とすることで,高い技能を必要とせず,施工品質の安定化を図る.
  • ダンパーだけを塑性化させて,柱や梁を弾性に留めることで,地震後の機能維持を図る.

image2009_01
図-1 ボルト接合によるH形鋼柱梁接合部

image2009_02
図-2 座屈拘束ブレースを方杖材に用いた接合構造

image2009_03
図-3 アルミ溶射摩擦ダンパーを用いた高強度鋼の柱梁接合部

既存鋼構造建物の構造品質と性能の実態を明らかにし効果的な耐震対策を提示する研究

  • 時代によって建築構造の設計・施工技術は異なり,社会には耐震性能の低い建物が少なからず存在する.
  • 実在する建物が現有する耐震性能を把握し,その構造形式に適した効果的な補強策を開発する.

image2009_04
図-1 マクロ試験による溶接欠陥調査

image2009_05
図-2 超音波探傷試験による溶接欠陥の発生状況

image2009_06
図-3 既存鉄骨の破壊特性と耐震性能を調べる戴荷実験

長周期地震動を受ける初期超高層ビルの地震応答と耐震対策

image2009_07
図-1 初期超高層ビルの特性を模した地震応答解析モデル

image2009_08
図-2 南海トラフ地震による予測地震動を受ける初期超高層ビルの応答

image2009_09
図-3 初期超高層ビルを再現した実大の柱梁接合部試験体